はじめに

沖縄に引越しした実体験をまとめたサイトです。

私自身引越しするにあたりネットで検索したり、本を読んだりといろいろと情報収集しました。ですがなかなか自分の条件にあったものが無く、分からないことだらけでとても苦労しました。

実体験をまとめたサイトです。個人的な実録ですが、
ひとつの一例として、これから引越しされる方やいずれ移住したいなーと思っている方の参考になれば嬉しいです。

引越し内容

私は3月末に中部地区から沖縄県に引越ししました。荷物の量は夫婦二人で一般的な家族くらい(2トントラック2台分)でした。趣味が多いので二人にしてはやや荷物が多いほうかと思います。
3月4月は引越しシーズンのピーク期、つまり一年で一番高い価格となります。この時期でなければ半額近く安くなるように感じましたのでできればこの時期を避けることをまずはオススメします。

引越しすることがわかったら

引越しする話が来た時にまず私が始めた準備は「ヤフーオークション」で不用品を売ることでした。
趣味が多い我が家には独身時代から溜め込んでいた使わなくなったものがいっぱい。沖縄に行くんだからと背中を押されたことで思入れのある品もだいぶ処分することができました。値段は安くてもコツコツと数を売ることでかなり費用の足しになります。
また、オークションは自分で値段がつけられるので、リサイクルショップに持ち込んだ際の半端ないガッカリ感がないのがいい。1点1点綺麗にしながら送り出すことで手放す感心の準備が出来て出しやすくなります。
まずは、バーベキュー用品や防寒着など使う機会がなさそうなものから出品します。
キャンプ用品や人気メーカーの品、日曜大工の品などが古くても高値で売れました。中には購入価格とさほど変わらない額になることもあります。自転車や家具大型のものも処分することで荷物も少なくできます。







引越し業者選び

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まずは引越し比較サイトにて見積もり依頼をしました。

ピーク時期の引越し、早く手配しないと予約できないのではと焦りがあったので、年明けの1月上旬に見積もりを開始しました。

私が利用した比較サイトは「ズバッと引越し比較」と「引越し侍」です。

検索してみた結果はたったの2件「サカイ引越しセンター」と「アリさんマークの引越社」です
しかも長距離の為かその場で見積もり料金は出ませんでした。
思っていたよりも業社が少なく、料金も出ないので正直がっかりしました。
おそらく時期と遠方だったためだと思いますが、
住んでる地域や時期によると思うのでとりあえずやってみないと結果は分かりません。
注意したいのは後日通販サイトのカタログが届くこと。規約を良く読んでからお試しを。

サカイ引越しセンター」は約2日以内引越し業者よりメールまたは電話にてご連絡があります。
と記載がありましたが、連絡はありませんでした。見積もり開始時期より早かった為かもしれません。

アリさんマークの引越社」は電話にて見積もり依頼してくださいという内容でした。

どちらも業社側からアクションがないことにビックリしました。

比較サイトは他に引越し価格ガイドなどがあります

ということで。。自力で見積もり依頼することにしました。

沖縄に支店がある会社や大手業社9社に見積もり依頼をしました。
正月休み明けに各社webサイトから電話または見積もり依頼フォームで申し込みました。







引越し業者一覧

サカイ引越センター

唯一比較サイトで2箇所とも出てきた会社です。沖縄には2支社あります。
引越し専門業社で売上、作業件数No1の会社です。

見積もり

連絡すると見積もり開始が2月から、2月になったら電話を頂けるとのことでした。
その後車輸送の申し込み特典でサカイの割引があった為、車輸送を通じて予定より早い1月下旬に見積しました。
見積当日30分遅れで開始し1時間半かかりました。一番長かったです。家の中の荷物を確認後、タブレットにて見積書を作成し、その場で印刷。海上輸送が入る為か事務所に電話して金額を確認していました。遠方でなければ電話確認なしで見積もりするそうです。見積もり後の営業電話は数日後に1度のみでした。

引越し内容

SLタイプ 引越し方法は4tトラック(バスくらいのサイズ)に荷物を入れ、名古屋港でコンテナに載せ替え、沖縄についたらトラックに詰めて運ぶ。人数は積地作業員2人、卸地作業員2人。日数は6日間。
ダンボールは無料。ハンガーボックス、シューズボックスも無料貸し出し。保証すべて。

印象

サカイは安いという印象があったので、他者とさほど変わらない値段に驚きました。
ですが、今決めてくれたらかなり値下げできると言われました。即決値引きというものがあるようです。一番最後に見積もりをしてもらうと一番安くなる可能性大。契約してくれたらダンボールも持ってきているので置いていくと言われ、かなり即決に積極的な感じです。車にサカイのマークがあるので近所にバレバレになるのが気になりました。沖縄の従業員さんとも電話で話しましたが好印象でした。
口コミサイトも見てみましたが、好評化もあればクレームもあり、作業員さんや営業さんによって当たり外れがあるように思いました。ピーク期でアルバイトの新人さんも多いと思うのでリスクは高いように感じました。運次第。価格優先なら外せない業者です。


アリさんマークの引越社

沖縄に支店がないので、協力会社に委託し荷下ろしをします。見積もりをする営業さんがいなくて、搬送スタッフ自らが見積もりをします。大型荷物がバラせるかどうかをかなりチェクしていました。

見積もり

見積もり開始時期は2月からで2月1日に担当者さんから電話がきました。
30分遅れで開始し1時間ほどかかりました。荷物を細かく見ていたのが印象的でした。

引越し内容

4トントラックロングで大阪の港まで運びコンテナに載せ替え、沖縄から4トントラックで運搬
日数6日間
保証は1点30万までで減価償却した価格になる
荷下ろしが協力会社の為、土日だと1.5倍の価格になる。上の階だと数万上がる。
ダンボール、ガムテープ、ふとん袋はサービス
全作業員身元保証人付き 家電の内部保証なし 荷造り前にほこりを拭き取ってから梱包

印象

見積もりまでの印象は良かったのですが、車とバイクの料金は後日搬送業者に確認してから連絡をもらうことになっていましたが、忘れられていました。見積もり後営業の電話が3回ありましたが、その車の価格はどうなったか聞きようやく3回目の電話でようやく金額が出揃いました。最初は好印象でしたが、だんだん不安になりました。保証料金が十分ではないのが気になりました。


アート引越しセンター

webより申し込み後数分で電話があり。ピーク期の沖縄行きは100万近くかかるので他者さんにしたほうが良いと言われました。ヤマトや佐川はどうかと名指しでした。大手なのに見積もりもしてもらえずビックリ。繁盛記に長距離はやりたくないような印象でした。


ハトのマークの引越センター

見積もり

webサイトより申し込み、2日後見積もりに来てくれました。ここが一番早く来てくれました。
営業さんも優しいそうな方で印象は良かったです。

引越し内容

20フィートコンテナ 大阪でトラックから海上コンテナ積み替え
梱包キットが使えないので、すべてダンボールで養生するので養生だけで午前中かかる
楽器などの保証がなかった

印象

対応は良かったが保証がすべてでないのが気になった。


引越しは日通

見積もり

webより申し込み翌日電話があったが、見積もりは2月からということで後日再申し込みしてください。ということで、1月末に再度電話し2日後に見積もりしてもらいました。見積もり翌日に見積書を持ってきてくれました。印象のよい営業さんでした。

引越し内容

トラック2台、県内の基地にて鉄道コンテナに載せ替えて九州へ、九州よりフェリーで沖縄へ、港でトラックに載せ替え。
保証すべて 端数値引きあり 日数8日間 ダンボール別料金

印象

口コミにも書いてあったがコールセンターの対応が無愛想
営業さんはとてもいい人でした。営業所が近くにありすぐに来てもらえる。鉄道を使う為か日数がかかる。


佐川引越センター

見積もり

2ヶ月前より見積もり開始。後日連絡があり電話のみで見積もりしました。

引越し内容

4tトラックで来てコンテナに載せ替えフェリーで運ぶ

印象

訪問しないで見積もりはここだけ。印象は普通でした。値段が安ければこちらでもいいかなーと思いました。


クロネコヤマト引越センター

見積もり

1月中旬webより申し込み翌日電話があり3日後に見積もり
テキパキと安心感のある営業さんでした。

引越し内容

コンテナ2基にのせそのままフェリー 
保証すべて
繁盛記のため値引き一切不可 端数値引きも不可

印象

トラックに載せ替えがないので、破損リスクが少ないかなと思いました。
値引きは出来ませんが、値段を安くする方法について丁寧に相談に乗ってくれました。


ハート引越センター

北海道から九州まで38店。沖縄にはありません。
1月下旬webより申し込み連絡がないので4日後にこちらから電話しました。
予約がいっぱいの為3月中旬以前でないと対応できないとのことでした。


アーク引越センター

名古屋に本店があり、仙台から大阪まで全国に19支社。沖縄にはありません。
webより申し込み後すぐ電話あり。3月4月は長距離やってないとのことでした。対応は良かったです。







見積もりしてみて

遠方で、何度か荷物を載せ替えすることと、荷揚と荷下しでスタッフが変わること、現地には担当営業がいないことを考え、保証面が安心かどうかが最大ポイントでした。あとは営業さんの印象で何かあった時に対応してくれそうかどうかも考慮して判断しました。
口コミも一応参考にしましたが、当たり外れがありそうなので、半分以上高評価であれば良しとしました。

料金比較表

引越し料金 車料金 バイク料金
アリさんマークの引越社 700,000 81,000 70,000
ハトのマーク 680,000 120,000 110,000
クロネコヤマト 730,000 177,000 169,000
サカイ引越センター 810,000 100,000 90,000
佐川引越センター 800,000 130,000 120,000
引越しは日通 520,000 100,000 92,000

※端数省略しています。いずれもダンボールに詰める作業は自分で行うコースです。

他に検討した引越し方法

自力で運ぶ

自分でフェリーコンテナを手配して運ぶという方法。10数万で手配できます。
フェリーコンテナまで友達に手伝ってもらったとしても、沖縄では頼める人がいないのでこの案はなくなりました。引越し業者に運んでもらうということもできますが、保証が難しいと思います。

コンテナ輸送している船会社
■マリンカーゴ沖縄 http://marine-cargo.net/
■有限会社ヒューマンリレーション http://www.playguide.org/car_ferry.html


単身パック、宅急便を使う

ネットで調べると家具、家電は売って現地購入、ダンボールに荷物を詰めてゆうパックで送るという案が多々ありました。

沖縄のリサイクルショップ
生活館
ザ・マーケット王


引越し業者と宅急便を使い分ける

引越し業者に運んでもらう荷物を半分のサイズにすると3.4割安くなるので、家具や家電を引越し業者で、残りを宅急便で送る案も検討しました。引越し後にダンボールを発送しようと思うと1日では終わなさそうに思い却下になりました。長引くとホテル代も発生します。事前の手配も大変かと思います。


単身パック

家具を処分して単身パック4台で行く。一番多い節約パターンだと思います。家具や家電にこだわりがなければいいと思うのですが、我が家はお気に入りの家具や買ったばかりの家電があったので諦めました。

日通単身パック
ヤマト単身引越しサービス


引越し日をズラす

春の繁盛記はズラすなら3月上旬以前かゴールデンウィーク明けにでないとあまり安くなりません。
引越し時期を半月ズラすと20〜30万マイナスになりますが、二重生活の生活費を考えるとあまり得ではないかなーと思いこの案はやめました。

車とバイクは自力で

車とバイクの輸送を引越し業者に頼むと15万から35万とかなり料金に差があり、金額も高い。
いろいろ調べてみた結果、直接フェリー会社に予約するのが一番安かったのでその方法にしました。
車は軽自動車、バイクは100ccです。

申し込み先

申し込んだ先はヒューマンリレーション
車は41,800円、バイクは35,800円でした。2台申し込んだので割引があり合計73,720円でした。半額以下に抑えられました。

申し込み方法

電話にて申し込み。繁盛記なのでかなり早めに予約したほうがいいです。
この時点で出航日が決まっていないので、だいたいの日付を伝えます。
予約後入金をすると予約が確保されます。入金後キャンセルしてもキャンセル料はかかりません。郵送かメールで場所や金額、注意事項の資料を送ってくれます。
出航日が決まると電話があるので、送りたい日を決めます。

注意点

港まで自分で持っていかないといけないので、ガソリン代と帰りの交通費がかかります。
出航は1週間に2回ほど、1ヶ月くらい前までスケジュールが分かりません。出航日が分かると電話があり、希望の日に予約できます。出航日が決まらないと飛行機の予約が取れないので航空券が割高になりました。しかも春休みに入る時期は空席が少なくなります。
持ち込み受付は出航日の3日前から、週末、昼休みは受付していないので休みをとって持って行く可能性もあります。
届くのは出航日の4日後です。港まで取りに行く必要があります。代行してもらえる方がいるといいかと思います。

名古屋港の場所

那覇港の場所

私の場合

バイクと車別々に分けて送りました。車は交通手段で必要なので、沖縄に行く当日の朝に引渡ししました。その後バスと電車を使って空港まで行きました。バイクはその前の出航日に持って行きました。行きは車とバイクに分かれ、帰りは車で家まで帰りました。
事前に送ることで一足早くバイクが届くので現地で利用できます。

遠方だと少々大変なので忙しい人には不向きです。

選んだ引越し業社は

料金の一番安かった日通にしました。料金だけでなく、大手という安心感。
自転車やオーディオ、楽器などもすべて保証に入っていたこと。
市内に営業所があり、電話するとすぐに対応してもらえ、とても親切だったこと。
その他にマイル付与サービスとクレジット支払いができたのでたまったマイルで飛行機代の片道分くらいにはなりました。







引越し準備リスト

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引越し準備リスト

不用品の処分 リサイクルショップやオークションで販売。処分
アパート解約 1ヶ月以上前に伝える必要があります。
引越し見積もり依頼 車も忘れずに
物件探し インターネットで物件を探す(googleのストリートビューを見て土地勘をつける)
インターネットの解約 前日ギリギリまで契約。引越し先の契約も忘れず!
カタログやDMの停止  
引越しハガキの準備  
電気、ガス、水道 ネットでできるものもあります
荷造り 使わないものから徐々に
銀行口座解約 県が変わると引き出しはできても通帳記入ができずかなり不便です

引越し直前にやること

アパートの契約 郵送で資料を送ってもらい捺印します。
PCデータバックアップ 実際起動しなかったので大事です。保証内で業者に来てもらって解決しました。
原因は引越しにより溜まっていたほこりが移動して基盤に付着したため、簡単な清掃ですぐ治りました。
転出証明書 役場で発行してもらいます。転出日はよく考えて事前に決めておいたほうがいいです。住民票など日付を過ぎると発行できなくなるので注意!アパート契約で必要な場合もあります。
郵便局に転送依頼 郵便物の転送依頼をかけます
引越し挨拶の品を考える その土地の定番の品がいいかと思います。話のきっかけにもなります。
引越しの荷物が届くのは1週間かかるし、ダンボールがどれかわからなくなるので、手荷物に入れるのがおすすめ。私は空港で購入しました。






アパート探し

観光で何回か行っていたので多少は土地勘がありましたが、生活するとなると別。だいぶ前からネットで検索しては場所を地図で確認する作業を繰り返し、どの辺りに住みたいかを絞っていきました。

アパート探し

yahoo不動産goohomeうちなーらいふを利用しました。
中でもうちなーらいふが沖縄で一番だと思います。不動産屋さんにも聞きましたが最新情報ならここをチェックしたほうがいいと言われました。ですが、条件検索があまり充実してないので探しやすいgoohomeと両方をチェックしていました。yahoo不動産はどちらにも掲載されてない情報が載っていることがあるので、利用していました。何件か気に入った物件があり問い合わせしましたが、どれもすでに入居済みで掲載されている情報が最新ではないように思いました。一番早い情報なら「うちなーらいふ」かと思います。

沖縄物件の特徴

台風に耐えるためコンクリート構造が多い。湯船に浸かる習慣があまりないので昔は浴槽がついてなかったが、最近水不足が解消されたことやユニットバスが増え新しい物件ほど浴槽が付いている。
電車のない沖縄で車は必需品ですが、那覇市の都市部は駐車場がないアパートが多い。シェアカーが充実しているので思い切って手放してみるのもよし。
那覇は人口が集中していて5階建て以上の賃貸や高層マンションがたくさんある。

どこの場所がいいか

那覇は駐車場が少ないのでバイクで通勤する方がとても多いです。
電車がないので都市部以外は一人1台所有しないと仕事に行けません。近年通勤時の渋滞がとても激しくかなり倍以上の時間がかかることも。通勤経路も重視する点の一つです。
バスの本数が多く通勤時間帯はバスレーンがありますが、路線が多すぎて非常に分かりづらいです。慣れれば大丈夫だと思います。
駐車場がない、道が狭い、エレベータがないと引越料金が加算になるのでその点も考慮して。
大型家具が入るかどうかもチェック項目です。

どんな建物がいいのか

暑さ

夏の日差しの強さが半端ないエアコンの効きが悪くなる最上階は避けた方が良さそう。西日も要注意。ひさしが深いなどもチェック項目。

サビ

内陸部でもすぐに錆びますが、海に近いとさらに凄まじいと思います。
室外機や自転車、車がすぐに錆び錆びになります。

湿気

下の階は風通しがいいかチェック。湿度がとても高く締め切っていると服がカビます。新築は新しくて部屋が乾燥していないので湿気やすいという情報があったのでなるべく避けました。

下の階は虫(蚊、ヤモリ、アリ、羽アリ、ゴキブリ)などに遭遇する機会が多くなるので虫が苦手な方はなるべく上の階がいいと思います。
南国は虫も元気!暖かいので遭遇率も高い。

周りの環境

飲食店が多いと匂いや酔っ払いの騒音や調理の匂いなどに注意。
台風対策で窓の密閉度が高いので音は一般的な窓よりも気になりません。また、空港や基地の近くや飛行ルートは騒音が強くなります。飛行機以外にも戦闘機やヘリコプターも昼夜飛行しています。
小学校や保育園が近いと車やバイクでの通学時に気を使うので避けたいところ。

沖縄の坂はほんとに急坂です!駅から近いなっと思っても大変な坂道の場合があります。ストリートビューで確認してみたほうがいいです。

お店

お酒を飲むので街中に近い場所にしました。ゆいレールから近い場所やタクシーでワンメーターの範囲で探しました。
とても便利で気に入っていますが、食費が増えました。

駐車場

都市部は駐車場がないところも多く、近くに月極駐車場があるかチェック。

洗濯機

外に洗濯機を設置するタイプの賃貸をよくみかけます。台風対策も考え中に置けるアパートを探しました。

通勤

那覇市内だと駐車場がない会社が多いので、ゆいレールやバス停の位置もチェック。

下見は必要か

私は建物が好きで住居に対してこだわりがあるので、絶対に妥協したくたいという思いが強くありました。
なので、費用はかかりますが下見して決めました。おかげで気に入った部屋が見つかり大満足しています。
ですが、今はストリートビューや動画などで確認できるので、行かなくてもほぼ同じ印象でチェックできます。
しっかり細部を確認すれば下見なしでも問題ないかと思います。

人気物件を探す

下見予定日の2.3週間前から気になった物件の空き状況を確認しましたがすでに決定した。キャンセル待ちが必要などぜんぜん見つからずかなり焦りました。

気に入った物件を抑えるには

不動産屋さんによっては申し込みをすれば物件を数日抑えてもいいというところがありました。
私が聞いたところはキャンセル料がかからなかったので、まずは電話で確認してみることです。

物件契約にかかる費用

敷金、礼金、保証料(保証会社に審査で払うお金で家賃の60〜100%)、仲介手数料、火災保険料、家賃、その他
合計30万前後はかかります。







いざ引越し!

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引越し1週間前

冷蔵庫の電源をオフに。特に遠方の高湿地への移動なのでかなり余裕を持って切って扉を開けっ放しにしてしっかり乾燥させました。

引越し前日

前日の段階でダンボールへの梱包はほぼ終わっていました。
念のため、ダンボールに番号をつけたり、写真を撮っておきました。
ダンボールに入らない荷物や家電はそのままでも大丈夫ですが、できる範囲で梱包しておくと引越し作業が早く終わります。
精密機器や壊れやすいものは触らないほうが無難です。価値がパッと見分かりズラい物は高級品、取扱注意、天地逆さま不可、精密機械など付箋でもいいので、分かりやすく貼っておくと丁寧に梱包してくれます。

車に乗せる荷物

引越し先の清掃の為掃除道具(掃除機や雑巾、トレイ掃除用品)などは車に乗せることにしました。
どうしても使い切れなかった食品で1週間高温で放置しても問題ないものはクーラーボックスに入れて車の日陰へ。
約1週間に必要な衣類、タオル、引越し先で使いたい折りたたみ椅子、ハサミや文具を積み込みました。
私たちが利用した車輸送会社は、助手席に物を載せない。後ろは後方が確認できる程度。盗難があるので家電やゲームなどは搭載しないとのことでした。当初自転車を載せようと検討していましたが諦めました。

手荷物で運ぶもの

当面の衣類はもちろんですが、通帳や印鑑、保険の書類など貴重品をリュックにいれ常に持ち歩いていたので重量があり大変でした。全財産なので、ホテルに置いていくこともできず常に携帯することになります。

引越し当日

引越しの時間はご近所さんが出勤後の8時以降にしました。
時間丁度にまずトラックが1台来て梱包を始め、30分後に2台目が到着しました。
見積もりの人数よりも多くスタッフが来てくれ、テキパキと進んでいきます。
荷物を運び終わった部屋から私も掃除を始めました。
途中、組み立て式の荷物をバラしてもいいかなど確認がある程度で私一人でも十分対応できました。
3時間かからず積み込みが完了。
トラック2台でかなり余裕があり、1台でも詰め込めばなんとか入るような気がしましたが、安全面とコンテナへの詰め替えがあるので余裕は必要かな?と思いました。
心づけですが、カタログに心づけや食事はお断りしているとあったので行いませんでした。ジュースくらいは差し入れたかったのですが、買いに行く間もなく終了してしまったので、何もできませんでした。配るなら事前に用意するか家族で決めておくといいと思います。

ホテル生活

ホテル選びで重要視した点は、新居までの交通手段、車、バイクを取りに行く際にタクシー台を安く抑える為の立地、食事場所が近くにあるか。の3点でした。移動はタクシーかゆいレールになるので、移動が安くなる範囲の場所で安いホテルを探しました。
1週間以上外食生活となるので、やはり食事はかさみます。

荷物搬入

引越し前日から入居し、掃除と日用品を購入しました。
搬入は平日の午後、階段や廊下など公共の場所を占拠するのでご近所に気を使います。
基本荷物を入れていくだけなので2時間ほどで終わりました。スタッフは4人。ベテランの方が1人であとは初めての様子でした。ベテランの方は室内で設置や荷ほどきを、若いスタッフは荷物を運び込む作業をしていました。ぎこちない感じでかなりヒヤヒヤしましたが、無事終わりました。

引越後の保証

荷ほどきしていた時にPCが起動しないことに気づき。問い合わせしました。PC専門業者が来てくれ、すぐに治りました。原因は移動により付着していたほこりが基盤などについたためでした。すべて日通で保証してくれ、対応も親切でした。PC業者の方も専門的で発見も早かったです。
それ以外の問題はありませんでした。
保証が3ヶ月までなので電化製品はそれまでにチェックしたほうがいいです。

ダンボールの処理

引越荷物のダンボール(廃材)の処理に3000円。以前住んでいたところは処分が簡単だったので、自分で捨てて節約することも考えましたが、こちらは含めて正解でした。那覇市のゴミは引越の大量処分は不可で有料処分となります。処理場まで自分で持っていくか、粗大ゴミとなりますが、どちも有料です。回収サービスならダンボールだけでなく、クレープ紙や発泡スチロールも一度に処分できます。
那覇市ゴミ詳細







引越し後の手続

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まずは平日でないとできないことを優先して手続きしていきます。
那覇市役所の4月前後は大混雑。朝一番が空いていてスムーズにすすみます。

那覇市役所の特徴

駐車場が有料で数が少ない。1時間まで100円、以降30分300円。私たちは手続きに半日かかったので駐車料金もそれなりにかかります。交通機関を利用するか付近のやすい駐車場を探した方が良さそう。
転出転入者の多いこの時期、3月4月は週末臨時で手続きできる日があります。
バイクのナンバー手続きは那覇のみで完了できます。

到着してまず行った手続き

転居届け 引越してきた日から14日以内に手続き。転出証明書、印鑑、国民年金手帳、国民健康保健保険証 、在学証明書(小・中学生)が必要です。
印鑑登録 印鑑登録申請書、印鑑、身分証明書(運転免許証など) が必要
銀行口座作成 利用者が多い銀行は「琉球銀行」「沖縄銀行」です。琉球銀行は市役所内に出張所がありますが、徒歩圏内に本店があるのでそちらがおすすめ。支店名が短いと引き落とし書類の記載が簡単です。
電気ガス水道開栓 不動産屋さんに連絡先を確認し、事前に申し込みします。
携帯住所変更 携帯からも変更できます。
バイクナンバー変更 標識交付証明書(なくてもよい)印鑑、自賠責証明書、ナンバープレート、本人確認の書類が必要
バイク自賠責住所変更 沖縄県は自賠責が安いのでお金が戻ってきます。我が家は車とバイクで15000円ほど返金されました。保険会社を調べ住所を確認し、直接伺って手続きしました。手続きには振込先の口座情報と印鑑が必要です。
免許証住所変更 那覇市警察署で手続きしました。
アパート契約 アパートの契約書を交わし、料金を支払います。借りる日の朝鍵を取りに行きました。
インターネット契約 まずは不動産屋さんに確認。沖縄はauのちゅら光の需要が高い、ソフトバンクやNTT、ケーブルテレビもあります。キャッシュバックなどのキャンペーンもあるのでその点も踏まえ決めます。
家電を買う まずはエアコンとガスコンロを購入しました。返金や追加料金がかかり、取付後にまた出向く場合があるので、なるべく近くをおすすめします。私たちはサンエーメインプレスのエディオンで購入しました。キャンペーンもあり、割引がありました。エアコンは沖縄仕様(塩害やヤモリ対策)があるので現地購入をおすすめします。
日用品の購入 ティッシュや洗剤などすぐに使うものを引越し前に購入しておきました。引越し後は片付けで忙しくなるので、できることはなるべくやっておいたほうがいいです。

引越しが終わってから行った手続き

以前使っていた銀行が沖縄にはないので、新たに作った琉球銀行にすべて口座引き落としを変更しました。
ゆうちょなら沖縄でもそのまま使えます。JAは使えないので注意。ほかにみずほ銀行が県庁向かいにあります。

光熱費引き落とし 口座引き落としに変更する手続き
クレジットカード住所、引き落とし 引き落とし口座と住所の変更
車のナンバー変更 那覇市は軽も車庫証明が必要です。不動産屋さんで証明書を発行してもらい(有料)、警察署で変更、その後自賠責の住所も変更します
保険住所変更 生命保険や自動車保険の引き落とし口座と住所の変更
自動車保険はシェアNo1の大同火災に変更しました。保険料も同じ内容で安くなりました。
引越しハガキと餞別のお礼 引越しの挨拶と報告。お礼には沖縄のお菓子を送りました。

引越ししてみての感想

なんだかんだと片付くまで1ヶ月、すべての手続きが済むまで2ヶ月かかりました。着いてから仕事を探そうと考えている方は引越し前から申し込みすることをお勧めします。面接も3次面接まであるところもあり3週間はかかります。
引越しは好きな方だったのですが、海を越えて引っ越すのは想像以上にかなり大変でした。もう引越しは勘弁です。